株で億り人、億トレーダーになった弟を持つ男の思いを書いています。

億り人
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小説本編 第21話~30話

第27話 夏期講習とデイトレード

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弟の収支はかなりおとなしくなり、相場も一時と比べればかなりおとなしくなった。

5月23日に大きな暴落があり、それ以降は少しずつだがおとなしくなっていったように感じた。そういう意味では俺や妻はこのバブル相場を1か月味わうことさえ出来なかったのだ。

前回のお話はこちらです。

第26話 祭りの後

激動の2か月だった。弟の4000万報告から株式市場に復帰し、俺も2か月で300万強の利益を挙げることが出来た。素直にとても嬉しいし、とても助かる。 しかしそんなことが思い切り霞んでしまうかのように弟の ...

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兼業としての生活

俺は5月に大きな利益を挙げながら1つ考えていたことがある。それは夏期講習のことだ。夏期講習はここまで2年間10時スタートで終わりが22時というハードスケジュールだった。

そのため、デイトレと両立することなど全くもって不可能なのだ。

まぁどうせそんなに良い相場は続かないだろうという気持ちと、塾をやめたくなるほど稼いでしまいたいという思いが交錯していた。

6月最終週は大きく負けてしまったものの、暴落相場で育ってきた俺からするとバブルの崩壊場面でも利益を出すことはそんなに難しいことではなかった。

7月に入ってからはさすがに利益は落ち着いてきたものの、それでもかなりの利益は出せた。

弟の収支を見るとバカバカしく感じてしまうほどの利益だが、それを毎日積み上げた。

そうすることで気付けばかなりの利益になっていった。

塾の夏期講習はもちろん大事な行事だが、こちらも生活がかかっているわけだ。

そこで今年は夏期講習の開始時間を11時30分に遅らせ、朝だけデイトレをすることにした。

中学3年生の生徒数は結局4人だった。これでは全学年合わせても60万程度の売上だ。

さらに今年も下の学年が少ない。まだまだ低迷期が続く予感があった。だからこそデイトレと両立していかねばならなかった。ただこの計画は賭けのようなものだった。

朝起きてすぐに準備をし、デイトレをする。

デイトレをしながら塾の準備をし、11時前にはデイトレを切り上げ出発だ。

22時までは塾にいて、それから帰って夕飯、お風呂、そして就寝という流れになる。しかもこれが月曜から金曜まで続くわけだ。かなりのハードスケジュールだった。

しかしこれがベストと言わざるを得ない。

初年度は苦戦すると思われた塾の経営がいきなり絶好調となり、2年目はさらに飛躍した。しかし3年目になり収益は半分以下に一気に落ち込んだ。経営というのは難しいと思った。

こちらがいくら頑張ってもコントロール出来ない部分もある。

不安定だとしても、収入源を2つ持つことで支え合う。これが今の俺のベストなのだろう。

7月は前半普通にデイトレをし、後半は夏期講習と両立してトレードをした。

収支は80万ほどのプラスだったので、やはり5、6、7月と徐々に収支は落ちている。しかし十分だ。十分過ぎる利益だ。これだけ利益が出ていれば何も問題はなかった。

8月に入ってもこの生活は続く。

むしろ兼業として両立した生活が本格化していくわけだ。

朝からデイトレで精神的に削られ、そこから自転車で移動し、授業をすることで体力的に削られていく。中学生3学年を相手に10時間程度の授業をしたらまた自転車で帰宅だ。

平日の5日間は自分のやりたいことをやる時間などほとんどないように思えた。

しかし!それでも!そんな中でも携帯ゲームだけは一生懸命続けていた。

こんなことを言ったら妻に怒られるかも知れないが、このハードスケジュールのつらさを最も忘れさせてくれるのがこの携帯ゲームだったのだ。

相変わらず全国で1位を突っ走っていた携帯ゲームはもう生活の一部だった。

このハードスケジュールの中で時間を縫ってやるのはきつかったが、合間があればすぐにかじりついてやっていた。時間を見つける、時間を作ることもゲームの一部として考えていた。

俺が株を始めたきっかけは弟の勧めであり、始めようと思ったのは少しでも長く充実したニート生活を続けるためだった。つまり楽に稼ぎたいという気持ちが一番だった。

それがいつの間にか株で勝つために努力をするようになっていった。

株で稼ぐために仕事のような努力をするのが当たり前になった。

早起きも苦じゃなくなった。

さらに家庭教師を始めて、『働く』ということも簡単に受け入れられた。

そして自分で学習塾を起業し、経営者という立場にもなった。

デイトレに復帰してからは本格的な兼業トレーダーとしてハードなスケジュールもこなすようになっていた。本当に倒れるんじゃないかというくらいつらくなった日もあった。

それだけハードならば休みの日は死んだように眠る。

ニート出身者からすればそれが当たり前に思えた。

それが休日も朝から晩まで携帯ゲームに没頭するのだ。携帯ゲームだって簡単なものじゃない。数万人という規模ではあるが、課金をしているわけじゃないのに全国で1位を取り続けるというのは非常に難しい。

成長した。人間的にすごい成長出来ていると実感出来た。

いや、合間で携帯ゲームしてるだけじゃないかという気もするが・・・。

それでも時間の使い方は非常にうまくなったと思えた。ニート時代は決まった時間の使い方なんて何一つなかった。それが今はこんなにもやることがある。充実している。

この充実した日々、ハードな8月を頑張って乗り切る!

その思いが後の悲劇につながっていくとは、この時思いもしなかった。

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